ゴッホの黄色

先週末に宮古行ってきました。。


怒涛の４週連続宮古出張のラストの週でございました。。


前回アランヴァイス氏のピアノリサイタルがあったので

あの演奏の後、、ピアノがどういう状態になってるかちょっと心配・・・


今回は２台のピアノを合わせないといけなかったのでなおさらです。



ホールに着いて、早速チェック・・・・やはり、、結構な狂い具合で・・・


あれだけダイナミックに弾いたあとですからね～、、こりゃしょうがないわ(-_-;)


一般に家庭のピアノ調律の場合

大体年に１～２回のペースなんですが

コンサートホールなどの場合、基本的にそのイベントのたびに調律します

ピアノのチューニングはそれほどシビアな世界なんですね


極端に言うと一般家庭のピアノでも調律をした直後、何か演奏したところから

調律は狂い始めるんです、しかし、ご家庭のピアノで弾くたびに調律をする・・・無理ですよね。。

時間的にも予算的にも。。。


そこで、１年というスパンをもうけてその間に少しずつ狂ってきた音律を

一気に正しい位置へあわせていくわけです。

コンサートの場合は常に合っていて当たり前の世界なので

そのつどの調律が必要になるんですね、、実際は自宅のピアノもそうであって欲しいんですが・・・



だいぶ前にも書きましたが

調律はピアノを弾かなくても弦の張力によって狂います

あと、湿度や温度、いろんな条件によって狂ってくるんです

とまあこんな感じで、、２０年とかほっといたピアノがどんだけ凄まじいことになっているか・・・


だいたい想像がつくのではないでしょうか？



というわけで


今回は最終チェックで２台のピアノの一音ずつ、確認！！

同じ調律をしていても、微妙に違ってたりするんですよね。。

それを最終的に合わせていきます

４時間ほどかかって完了！


無事本番を迎えられました^^;




先月から続いた宮古出張もいったん落ち着きました


なにはともあれ、わざわざ宮古から呼んでいただけるというのが


ほんとにありがたいことです♪


これからも、宮古の音楽のために頑張りますので

よろしくお願い致します。。。





(-。-)y-゜゜゜